6日の金曜日、京王線で
高幡不動尊金剛寺へお詣りに行く。散歩がてら山内のミニ八十八ヶ所巡りでもしようと思って勇んで行った。まだまだ境内初詣の人も多く、私もお不動さんの前でノーマクサンマンダー............(不動明王真言)。信心は薄いが気分良し満更でもない。
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仁王門(重文・室町時代) |
真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺、通称は
高幡不動で駅名にもなっている。関東三不動の一つに挙げられるが、平安初期の建立に始まるらしい。
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不動堂前、初詣の人がまだ多い |
重文の仁王門から始まって境内広く、巨大な丈六不動三尊像(285.8㎝)の不動堂や大日堂・大師堂・五重塔等々の他、八十八ヶ所巡りの丘もあり、丁度良い散策路だ。
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実家が檀頭格だった土方歳三像 |
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境内弁天池の鯉 |
新撰組副長
土方歳三(函館五稜郭で戦死)は当日野市の出身で、実家が当山の檀頭格の家柄と云うことで、仁王門入って左側に颯爽とした銅像が立っている。昨今の歴女に人気、五月の第二週(日)には地元有志による新撰組まつりも開催される。
寒いせいか
池の鯉は入水口付近で群れた儘じっとしている。
それを鯉好きの私はじっと10分程も眺めていただろうか。
鯉を見ていると何とはなしにのどかな気持ちになるのが好い。
それにしても最近の私は、いつの間にか何かをじっと眺めている事が多くなった。
これも齢の所為だろうか、それとも少しは静かに眺める気持ちのゆとりが出来たのだろうか。
否ゆとりは無い、齢の所為だよ。
でも悪くはない事だと思う。呆けていない限りは。笑。
初詣 高幡の鯉 龍を見る
夕日見て 高幡山の しずけさよ