2018年7月7日土曜日

近頃の大雨に

朝は曇りだったが正午近くには晴れ間も出て、東京都心はまずまずの天気になったが、西日本は連日の大雨で大変な事になっている。
現時点で死亡21人行方不明47人と報道されている、今後もっと被害が広がりそうだが、相変わらず「未曽有の雨量」とか「想定外の~」とか云われる。

確かに近年の雨は記録的に降る事が多く予断を許さないが、気象衛星が次々に打ち上げられて今や活用され、予報も素人目でもかなり具体的で現実的なものになっている。
其れだけ予報も的確に成っているのだが、受け止める側はどうしても過去の例に拘ってまだまだ危機感が不足している。

お年寄りの場合は情報不足もあってか余計に状況判断が出来ない、結果自宅に籠りっきりか車で出掛けるか、又は川を見に行ったりして災難に遭っている。
「何で?!」と思う事が実に多いのだが、人は危機に面しても往々にしてまさか自分には降り懸からないのではと、勝手に楽観したがるものだ。

今まで経験してない、聞いた事が無い等と言う事は言い訳にならない。
自らの安全は自らが先ず危機感を持って当たらなければ確保されない。
夫々尤もな事情があるのは百も承知で厳しい見方をせざるを得ないし、言わなければならない。

自分は幼少期から近隣での水害も崖崩れも台風も見て来ている、臆病な性格も幸いして災害危機には過敏すぎる程だ、したがって低地や川の近くや崖の近くや辺鄙な所に住んだ事が無いし、今後も住まないと思う。

選ぶ事無く代々の住いを継いだ人には気の毒だが、皆は身の回りを再度検証してみては如何かと思う次第である。
その上で身の安全を如何に確保するか、いざとなれば如何すれば良いのかを日頃から想定する事が肝要と思う。

念の為だが、決して災害に遭われた方達が自業自得等全く思っていない、同情するに限が無い程であるだけに残念で、もう少し何とかならないかと歯軋りする想いを訴えるのみです。

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