2013年5月6日月曜日

レ・ミゼラブル

午前はジャン・ギャバン主演の「レ・ミゼラブル」を3時間半観てた。
旧作だが(新しい映画作品が最近上映されている)、長編で”ヴィクトル・ユゴー”の原作に忠実に作られている。
小説通りに感動も、小さい頃から”ジャン・ヴァルジャン”「あゝ無情」は知り尽くしている作品だが、改めでじっくり画面で観ると当時のフランス市民の生活、庶民の強かさが一層感じられる。

世の不条理の中で必死に生きる主人公や関わる人々、ユゴーはロマン主義フランス文学の中で書いているが、昨日5月5日が生誕200年の”セーレン・キェルケゴール”の実存主義哲学を思い出す。

時代は近い、”キェルケゴール”はキリスト教ベースの実存主義の先駆者になっているが、ジャン・ヴァルジャンが司祭の影響により自らの生き方を変えていった故に尚更だ。

今日の映画はまるで「舞台劇」を観ている様な錯覚を覚えた、旧いだけに舞台シーンの様な構成だからだろうし、当時のフランスの街中の情景はよく舞台に出てくる格好。
そう云えば舞台の「レ・ミゼラブル」もロングラン公演が続いているそうだが、舞台にはぴったりの作品かなのも知れない。

”キェルケゴール”の事をもう少し、彼は5月5日に生まれて11月11日に亡くなったが、偉大な人って数字的に印象的だ。
「あれかこれか」「死に至る病」、最初は題名で選んで読んでみたが、中学生の自分にはさっぱりだった、ただ兎・苦痛・跳躍・絶望の言葉が残り、自分なりで「傷ついた兎の苦痛の跳躍の永遠が即ち絶望」のエッセイを書いた覚えが有る。

”坂本竜馬”は天保の11月15日に生まれて慶応の11月15日に亡くなった。
彼に会ったのは桂ヶ浜で小学校三年生だったなあ、、、


支離滅裂ですいません。


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