腹立たしい

この処連日過激派イスラム国（ＩＳＩＳ）の人質事件がニュースになっている。
遂に邦人にも及んだかと事態の深刻さに今後が心配だが、何時か斯くなる事は予想された事だ。
それだけに安倍総理が自衛隊派遣法や関連の法改正を急ぎ進めていた理由があるのだ。

世界を廻れば、日本人とて、常に過激派自己中主義者達の、テロに出合う危険がある。
直接間接問わず、日本の平和な片田舎で静かに暮らしていない限りは、何時何処で巻き込まれるか分からないのがテロだ。

東京でも何時起きてもおかしくない、国内外のテロリストは自己顕示の機会を何時も狙っているからだ。
「我々は憲法９条で戦争しない国民だ」等と言っても伝わらない、テロは人や国を選ばないし、自分達の存在を誇示するか資金を調達する為ならば、関係の無い者を巻き込んでも平気な彼等だからだ。

よく「中東アラブの人々は日本に友好的」だと言うが、それは穏健なイスラム教徒や国の人々で、過激派やテロリスト達には全く当て嵌まらない。
イスラムに関わらず何処のテロリストも同じだ。

今般後藤さん等を人質にして金を要求したのは英国系の者、ＩＳＩＳの中で活動している者は様々な国から来ているらしい、
民主的改革で多数派を構成出来ない連中が、己が少数の勝手な主義を通せず、過激派となってテロや暴力に走る。
昔から在る事とは言え絶対に許されない事だし、許してはならない事だ。

実に腹立たしい！
武装して無い者を捕まえて人質や奴隷にするか殺害する、どんな屁理屈を付けても許されない事だ。
何れ滅びる連中だとしても（テロリストが栄えた例はない）、その害は尋常じゃないので心して対抗して行かなければならない。

用心はしても脅しには恐れず、騒がず、皆一致結束して向わねばならない。
マスメディアも、もう一寸考えて報道しなくてはならない、連中に筒抜けになる様な事は、国の努力の足を引っぱって、彼らを利する事になる。

兎に角も後藤健二さんの解放帰還を願ってやまない。