2012年12月10日月曜日

小沢昭一さん

年の瀬のテレビでは、今年亡くなった人の特集を放送しているが、そこへ今日小沢昭一さんが亡くなったことを伝えていた。
小沢昭一さんは若い頃から注目していて、好感を抱いていただけに寂しい気持になる。
TBSラジオの”小沢昭一的こころ”は、私にとって昔、阿佐ヶ谷時代(半年くらい中央線の阿佐ヶ谷にいたことがある)に、夕方からラジオをよく聴いていて、ユーモアのある大人の語り口が、独り仕事する私を楽しませてくれた。
近年も、外出する際等に携帯ラジオのイヤホンで、昼の時間に移動していた番組を相変わらずに楽しんで聴いていた。聴くたびに自分の若かりし頃も思い出したりて、懐かしい番組でした。
とても特徴のある方で、どの役でも「やっぱり小沢昭一らしい」演技で目立った人だった。多芸多才の昭和の役者さんでした。
印象的なのは、小沢昭一さんの童謡”シャボン玉”の歌に対する執着です。彼の歌を聞いて以来、私自身も同じような気持ち(恐らく)で時々独り口ずさむようになりました。

小沢昭一さんを悼みつつ、この歌詞を今日は載せます。

作詞:野口雨情

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた

風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ

独り静かに口ずさむと、小沢ワールドに入り込みます。

合掌


0 件のコメント:

コメントを投稿