2015年4月1日水曜日

4月1日

役所に関係する職場にいるので、今日から新年度で、異動の新人も来た。
当方は未だ二年なのだが何時の間にかベテラン扱いされてしまっている、ホンの一寸のPCの知識が有る所為で、不本意だが爺さん連中の面倒をみなければならないww。
因みにメンバー14人中スマホを使っているのは自分だけ、完璧にシルバーの世界なのです。ww

元より自分のことは棚に上げて年寄り嫌いだ。(子供が大好き!)
老人の我儘、横着に日頃腹立たしく思っているからで、職場の同僚の自分勝手は余計に許せないのだが、何時の間にか取り込まれてしまって、出勤する度に皆のフォローを心掛けざるを得ない、つまりは皆目を離せない老人共なのだ。www!

まあ、ある意味「一目置かれている」と言えば聞こえがいいが、此の歳で若手でこき使われているだけなのだが。ww
「嫌われているよりは良しとしよう」と思ってやっている、所詮はセカンドライフの世界の事だからと。
それにしても皆の勝手な言動を聴いていると、もう少し枯れた老人は居ないものかと思うが、齢取れば仙人に近くなると云う訳には行かない様だ。

満開の桜に花見三昧を三日続けて(三度目は次女と実家のワン公ー老ロン毛のダックスフントーと一緒に公園でww、)楽しみ、連休の昨日は終日部屋から隣の桜を観ながら静養。
今日は早番で一仕事して来たが、早朝も随分暖かく通勤が楽になり、上着を今日から薄手の物に替えた。

時折風に散るもまだまだ桜は満開で、自転車で走りながら其処此処に見つけては心うきうき。
決して長くない桜の季節だが、春の温かさと共に心を和ませる。

有名な西行の歌に「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」が有るが、西行の様に希望通りに往生したいものだ。

先日の健診結果で癌の再検査を勧められ、一度精密にと想ってはいたが、いざとなると浮かれて自らの死など忘れていた自分だけに急に深刻な気分になった。
「来年は桜を観られるか・・・」等とやたらしおらしい。www

実際の内視鏡検査は一月位先になるだろうが、それまで色々想像しては気になるのは仕様が無い。
父の年齢を超えて以来幾つでもいいやと覚悟は有った筈、何が来ようと狼狽えるのだけは止そうと思っている。

存外大した事になりそうもないと、今の健康状態から感じてはいるのも事実なのだが、、。
「一寸先は闇だよ、」と、数十年昔に懇意だった高名な内科医が、自身癌に侵された時ビールを飲みながら自分にそっと言った、以来その事は忘れられずに生きて来た。

無常・・・それは常ならぬ。


桜みて 風を感じて あたたかに

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