2013年1月18日金曜日

ボロ市新年版

先日16日、仕事の帰りに世田谷線の松陰神社駅へ遠回りで寄り道、すると期せずして正月のボロ市が行われており、暮れに来たので正月は考えていなかったのだが改めて見物することになる。

丁度、”代官の見廻り行列”がスタートするところでしっかり画像ゲットする。

代官見廻りが大吉寺前をスタート

捕り手役人から代官様、続く名主世話役衆と数十人の行列
世田谷村代官は、小田原北条氏の吉良氏の家来だった大場家が代々務めていたらしい。
江戸徳川の時代になって、ここら辺は譜代大名の井伊藩(近くの豪徳寺は”桜田門外の変”の井伊直弼も眠る井伊家の菩提寺)の直轄地になったが、相変わらずに明治までずっと大場家が代官として治めていた。
因みに以前の世田谷区長も長く大場さんだったが、名前からして一族の末裔らしい。
今残る世田谷代官屋敷は大場家の代々の本家と云うことになる。

世田谷区は何となく新しさが感じられる区ではあるが、こんなところに歴史もある町の雰囲気を残しているところが良い。
特に上町周辺は歴史が有るだけに、世田谷区で唯一下町の様な雰囲気を持っている街だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿