2011年12月17日土曜日

持つべきものは

持つべきものはと言われて「友」と言うのが世の常だが、昨今の世のうつろいを見ると、それは「家族」と言うべきか。
人は家族を持って当たり前の時代はともかく、最近は家族を持たない「シングル何とか」が増えてきている様子、また家族に生まれても家庭から離れて「独り」を好み、個人世界の中にどっぷりとつかり、他人との関りを極端に嫌う人々も多くなっているそうだ。
何故だろうかと言うことは後のことにして。
人は一人では生きられない!人は人をあてにし人にあてにされることで生きる!人との関りを完全に無くすことなど出来やしない!
時に「絆」が今年は不幸な年だっただけに叫ばれ、「家族」の大切さが人々の心に刻まれた。
孤独を求めることも時に有りかも知れないが、所詮は人間生きているうちは、家族との関係を無にしては生きられない。好しにつけ悪しきにつけ人は家族の中から生まれ生きて行くのだから、それを捨てることも離れることも不可。彼の世があるなら其処までも離れられないかも知れない。
もし願わずも「シングル」とか「独り者」の境遇になったとしても、家族のような友達は求められる。
頑なになっては辛いだけだ、兎も角「家族を」持ちなさい「家族」を大切にしなさいと言うのは、ありふれているかも知れないが当然の事。それをあえて言葉にする必要がある最近の世情が寂しい。

普段、孤独な自分だが、たまさか娘の電話で嬉しい思いをしたばかりにこんなことを書きました。大きなお世話だと言われそうですがご容赦を.........。
目黒川沿いの公園の生垣に潜り込んでいる雀たち数十羽、写り悪いが、
寒い中群れで休憩中か、さもなければ外敵から避難しているのかも、きっと彼等も一羽では生きて行けないのかな。そっと覗いてみたがなんとも可愛い。

生垣の 群れる小雀 人知れず

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