2011年11月22日火曜日

晩秋

公園の林も紅葉
球戯場で子供達を覆う欅はまさに晩秋
やっと公園の紅葉も盛りとなった様だ。秋になってもさっぱり色ずかず、いつまでも暖かいせいかと思っていたが、此の処の冷えや雨風で木々も愈々冬に向けた様相を示す。
所によっての違いはあれど、なかなか季節感が暦どうりに表れないのは、旧暦新暦の違いの所為だけでは無いだろう。
季節の移ろいを楽しむ年齢になったせいか、自然の変化がやたら気になるようになった。
大きな欅がいつも子供達を見下ろしている球技場は通りすがりに覘く場所、元気な子供の頭上に枯れ葉がそっと落ちてくる。
たまんないねえ!この風情。
遊ぶ子供、大樹、枯葉、転がるサッカーボール。今日は快晴の朝だ、枯枝に高く青い空。
公園に只一本だけの蜜柑の樹が色ずいてきた。橙色が濃くなった時はもう年の暮だろう。その時は一つだけ失敬してどんな味か試したいと思うがまずい話かな、どうせ蜜柑が朽ちても皆ほったらかしなんだし.........。
いつも通り過ぎる度に蜜柑の成長が気になるんだけど。

樹の蜜柑 色濃くなれば 年の暮れ

枯葉散る 欅の下に 遊ぶ子ら

ああ、もう、11月22日。



紅葉から秋の空

公園の蜜柑

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