2012年2月5日日曜日

梅祭り・プレーパーク

昨日から羽根木公園の梅祭りが始まった。35年続いている世田谷区の行事で、以前はNHK等でも紹介された。
梅林はまだ寒いせいか咲いているのは少ない






















来た人は模擬店へ集まって






















模擬店の前で焼きそばや甘酒で日向ぼっこ






















近隣の各商店街が担当する模擬店は6軒、豊富なメニューが参加者を楽しませる。区と提携している群馬県川場村からも産直の店が出て、リンゴや切干大根ジャム等安価で提供している。植木市も同時に行われて、色々な花や盆栽が陳列されて見るだけでも綺麗だ。
でも肝心の梅は、一昨日紹介したとうりで、紅白二本が少しずつ咲いているのみです。今年は寒く開花が遅れているようだ。それでも膨らんだ蕾が春の到来を思わせてくれる。兎も角みんなは祭りを楽しんでいる、春の最初の証なのだから。ちょうど昨日は立春だし、待ちかねたように集まって来るんだよね。百円で借りたゴザの地べたはまだ冷たいが、快晴で陽は優しく包んでくれる。

子供たちは元気だ、プレーパークエリアで思う存分遊びまわっている。

自然を模して勝手に遊ぶ






















勇敢に遊び、怪我は自己責任でその分自由に






















焚き木も勝手に可






















女の子だって焚き木大好き






















此処がまさか新宿から12分、世田谷のど真ん中と見える?






















私も見ていて楽しくてしょうがない。自分が子供の頃苦労したことを見せてくれるから、微笑ましく眺めている。大人は見ているだけ(放ったらかしではなく自由にさせること)、子供は必死に考えながら火を起こす。マッチの使い方、種火の起こし方、ひとこと言いたいのを我慢するのは結構辛い。どうしても口出ししたくなるのだが、そこは彼らの為には不用なのだ。
以前、見かねてマッチの擦り方と火の点きやすい場所を教えたことがあったが、その通りであっても彼らは決して嬉しそうではなかった。失敗も楽しんで自分達でやりたいのだ。遅くてもいい自分達が経験で覚えるのが楽しい、じれったいのは大人の勝手な思いに過ぎない。
炭だらけの顔でやっと出来た焼き芋をかじる子が可愛い。

公園に来る度プレーパークに顔を出す変なオジサンが私だ。

今日の句は

梅香る 嬉しい春の 祭りかな

抹茶野点 椀の向こうに 梅香る

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