2012年2月24日金曜日

無題

昨日今日と雨が一時降り、気温も上がり何となく春めいて来た様な。
「さて仕事しなくちゃ」と、やっと重い腰が上がりそうな気配がしてきた。

まるで他人事のように思いつつ現実はすっかりテンパっている。「もう駄目だ!」なんて云うのは今更の事だが、本当に稼ぐことに嫌気がさしており、この一年余り、もうそろそろ仕事しなくてはと気にしていながらも、兎角自分自身にのめり込んで社会に出ることを避けてきた。

ビジネスだ仕事だ儲けだ稼ぎだなんて事に出来れば関わりたくない。もううんざりだ等と子供じみた我儘を通すことは、もとより出来やしない。破天荒な生活にどっぷりと浸って平然と嘯くなんぞ、小心で辛いことに弱い自分には所詮無理な話だ。

己を追い込んでいけば、自ずと立ち上がらずをを得なくなる筈と、それを待っていた様なものなのだが、実際は内からこみ上がる意欲はいつもでたっても現れず、しょうがないから仕事しようなんて最低のモチベーションで始めるようだ。

幾つになっても元より小さい人間は大きくならんようだ。「栴檀は双葉より芳し」だね、幼少の頃から大した才気を示したことなく、精々普通位で過ごして来ただけだもの、今更成長するなんてのは無理でした。

人生の区切りに暫く充電しつつ新たな展開を模索する気もあったのだが、大したこと無く、渋々仕事に復帰するだけになったのは残念です。

せめて、今後は「死ぬまで働くぞ」とばかりに仕事するだけ。唯一、自分は何程の者でも無きことを更に自覚し、粛々と自然を受けとめつつやって行きたいと思う。

さあ!仕事だ働くぞ!頑張らなくちゃあ! 空元気かもしれないが掛け声だけでもいいさ。

春待つに 風は冷たし 梅咲かず

咲いた梅 春待つ君に 何告げる

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