青みが濃くなり一部紫陽花色になりつつある |
三好達治の「乳母車」(詩集測量船)の詩で、
~紫陽花いろのもののふるなり~
を諳んじても梅雨の雨の幻想的な青色を勝手にイメージしてしまいピンと来なかった。
元より何色の問題ではない一節だったのであるが、昔から勘違いの多い自分で、何につけ独断的だからである。
近頃思い出しても記憶違いが甚だしい、三好達治ー上田敏、測量船ー海潮音等々久し振りに思い返すとグチャグチャになっている、確認しなければ大恥を掻くところだが、それも今の自分自身の正体と思えば諦めるしかない。
ボケ老人が嫌だが、最早自分がその世界に入っている事を痛感する時節になった。
同感と 言うは易しか 紫陽花の
青葉見つ かなわないわい 山頭火
よしやよし あるくにまさる みちはなし
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