2014年11月25日火曜日

雨に枯葉散る

朝から時雨で気温上がらず寒い日、早番の仕事から帰り昼食を摂りながら窓外を眺めている。
柿や桜の枯れた葉が雨に濡れて落ちる、チラチラとひらひらと散る、寒々とした曇り空から降る。
光の無い薄暗い部屋でやはり薄暗い外を眺めている、路を過ぎる人はいない。

生垣の山茶花の花だけが咲いて目立つ、ピンクと黄色の花も雨に濡れているが鮮やかだ。  
此の儘明日も雨だと言う、此の儘時雨れて冬になって行く。

今朝の句: 辻堂の 柿の実一つ 残りけり
通勤に通る分かれ道に在る小さな辻堂、毎度頭を垂れて過ぎるのだが、その背にある若い柿木の葉がすっかり落ちて、実が一つ残っているのに今日気が付いた、晩秋から冬の訪れ。

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