2016年7月26日火曜日

驚愕の事件

今朝、神奈川県相模原市緑区の障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で、元職員による驚愕の事件が発生した。
未曽有の犯行は午前1時半過ぎから行われ、午前3時には容疑者が津久井署に出頭して逮捕された。
その間、複数の刃物を持った容疑者により19人が死亡し20人余りが負傷する残虐な行為が繰り返され、2時50分頃車で容疑者は現場を立ち去った。
警察への通報は犯行後(詳細は未だ不明)の様だ。

何故すぐ通報出来なかったのか、長時間にわたる行為が何故可能だったのか、犯行の動機等不明が多いが、戦後単独犯で同時にこれだけの被害者を出した事件は無く、当に未曾有の事だ。(被害者に合掌)

事件の詳細は今後刻々と明らかにされていくので、其れは今後も注視するとして、別途思わざるを得ないのは危機に対する脆弱な管理と対応の仕方である。
何も「やまうり園」の事を言うのではない(障害を持った人達が何も出来なかったとしても当然です)、日本の日本人の普段の意識の問題だ。

今世界で様々なテロが発生し人々はその恐怖の犯行にさらされている、矢鱈に恐怖するのは相手の思う壺になるので望ましくないが、常に危機の在る事を意識し管理対応の備えをしておく事は大切な事だ。
特別な施設でなくともソフトターゲットは何処にでも存在し得るので、一般人が危機に直面する事は普段の生活でも起こり得る。

其れは中東や欧州の事ではなく、先日のバングラデッシュのダッカの事件に拘わらず、日本国内でも起こり得る事であり、今回の様にテロばかりとも限らない。

危機対応とは、直面した場合は兎に角避難する事であり、其れを知った場合は即諸々の機関に通報する、決して他人事と思わない、自分に降り懸かった事として自覚する、まさかは無い現実の事を感得する事だ。

専門家はもっと沢山のことを言うだろうが、兎も角普段から危機に面する事を自覚し、非難の心構えと方法を常に意識していることが必要だ。

それにしても遣り切れない事件が発生したものだ、再度、合掌・・・!

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