2013年12月14日土曜日

暮れに向かい

寒さが厳しくなってきた、厳冬には至らないが気温が上がらなくなっている、上着を一枚追加が必要。
昨日は一日中忙しく各所廻った、久し振りに新宿にも出て遅くなった御歳暮の手配をして一段落。
こんな自分でも暮れになると普段よりやる事が多くなり、師走を実感するのが12月だ。

故郷を実感するのもこの時期、普段不義理している親戚へ歳暮を送ったり、旧友へ賀状を書いたりしていると自然懐かしさが湧いてくるのは仕様が無い事。
毎夜懐古的になる季節でもある、街中に出ると周囲の喧騒の中で妙に孤独を実感する、自分が浮いているような感が否めない、いつの間にか勝手な世界に入って孤立している事に気づくのだ。

今更仕様が無いから自らを強くすることで乗り切って行くしかない、所詮は皆孤独なものだから自分をしっかり認めて見失わないようにしなくてはならない。

世に明確なのは、自分の意識であり、意識が自分を知らす、他は知らず在るとも無いとも謂う、かく生きている自分は意識の中に確認されるが、その意識も本当の存在かどうかは分からない、意識が無くても自分は存在するし意識があっても存在しなくなるかも知れないからだ。


更ける夜の 風も寒さも 厳しけり

我のみが しるや虚しい 冬の夜


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