先程、札幌市に居る親友から電話があり、東京にいる息子さんのことで、相談に乗るよう頼まれる。
二三の仲間の消息話しをして電話を終えたが、如何もすっきりしない。
何故だろうかと暫らく思うが、明確なものは何も無い。
強いて考えるに、長い時が経ったのだと云う事かも。
つい旧友から連絡が有ると、途端に昔懐かしい時代のテンションと友情に満ちてしまい、あれから何十年が経った事を忘れて対応してしまう。
だが互いに離れた環境で生活し経験も同じゅうしなくなって久しいので、ツーカーで気持ちが通ずる感覚は残念ながら薄れてしまいつつある様だ。
友達は大事、大切にしなくちゃあ、ましてや故郷の友人であれば尚更と思うのが当たり前。
それが疎遠になってしまっていると、何時の間にか心情にずれが生じてしまうのも仕方のない事かもしれない。
相手の都合も、頼りにしてくれるのは嬉しいことだと思いながら月日の長さを感ずる。
果たして私自身は友人から見れば如何変わっているのだろう?
「厭な奴」になったと思われたくないのだが、本当の相手の思いまでは最早解りかねるのでしょうがない。
冬の夜に 変わらぬ友の 電話あり
寒き夜に やさしい友の 懐かしき
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