2013年1月9日水曜日

エネルギー問題

単に「脱原発」だとか「ソーラー、風力発電に転換」だとか言いたくない。
”言うは易し”で無責任だし、学生時代「軍備を捨てて話し合いの平和を」等と空念仏を唱えていた頃と変わらなくなる。
格好着けて「正義を演じる人」にも辟易する。

エネルギー源を如何するのか、電力は如何すするのか、生産コストは如何するのか、節電は必要だが電気代の高騰は平気で過ごせるのか、「暗くても生きていける」なんて謂うのは経済も社会も日本も考えず、豊かな社会の中で甘えた生活に慣れた者の子供じみた勝手な意見だ。

「原発」は危険です、間違いなく危険なもので「絶対安心安全」なんて言った人がいたなんて信じられない。使い捨ての燃料は行き場が有りません、将来にまで危険なゴミを増やしている。
即止めようとしても、資源の無い日本は如何したらいいのでしょう。

太陽光や風力の自然エネルギーは、かって日本が得意にしていた水力発電の様に今後も開発進歩させなくてはならないと思います。
しかし今現在総電力量の1%にも満たないし、将来増やして行ったとしても3分1とか2分1に簡単にならないのは明確だ。

火力が主流の中その燃料は今後「シェールガス」、いずれ石油から代わるだろう。
日本は「メタンハイドレード」、各国に先駆けて研究開発して商業化しなければならない。
遠いようで意外と近道ではないだろうか。

現時点で低コストの電力は必要であり、低迷する日本経済の復調の為にもエネルギー源確保は必須のことです。
否が応でも電気が無ければ如何しようもないのが現実です。
この前の震災の際の一部計画停電で私たちは思い知った事です。

「原子力発電」は、いずれ研究分野のみにすることを目指しつつも、今は如何しても一部頼らざるを得ないのです。
”安全神話”が消え去ったのですから、今後は徹底的な安全チエックの下、更に何段階もの事故対応のバックアップを構築して、必要最小限の運用をするしかない。この状況は残念ながら否定出来ないのではないだろうか。

悔しさ虚しさが去来するが、目を瞑ることは出来ない。
綺麗事でも済まされない、今を生きる我々は皆元気で明るい明日に向かって行かなければならない。

ああ!難しい!如何しよう!


今を往く 今しかないと 思いつつ

今生きる 未来へ続く 今生きる

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