2014年8月19日火曜日

恩師への電話

最高が35℃超え最低が27℃と言うから猛暑日間違いなし、今日は午後から仕事に出たが暑かった!!
事務所で締め切っていても30℃を下がることなく、スポーツ飲料と冷茶をがぶ飲みで勤務中だけで1リットルは飲んだ。

汗だくで夕刻帰って来たが、シャワーを浴びて冷房を効かせながらの晩酌は最高!
蛸の刺身に鰹のたたき、自家製きんぴら牛蒡で麦焼酎の水割り、暑かった分だけ美味い。

ホッと一息ついて想うは午前の電話での事、この11月の北海道行きに合わせて小学校の恩師に是非会いたいと念じていたので、思い切って昨今の状況を尋ねるべく電話した。
年賀状の挨拶だけで数十年経っている、この数年賀状が来なくなったので具合でも悪くしているのかと案じてのことだ。

電話が通じてホッとしたのも束の間、突然の見ず知らずからの電話に、明らかに不信感を募らせた壮年の男性の受け答え(後からご長男と判明)、事情と当方の熱意を懸命にお話している内にだんだんと実際の教え子らしいとご理解頂いた。

この秋宜しければお訪ねして是非一目会いたい旨をお願いすると、「この数年外に出るのを嫌がり、他人に会うのを嫌っている、何せ八十過ぎなもので、」との答え、女性で80歳位はまだまだだと思っている自分は心配して「失礼ですがお身体が不自由になってらっしゃるとか、例えば認知症の様なものを気になさっているとかは有るのでしょうか?」としつこく失礼覚悟で尋ねると、「そう云う訳ではないのですが、兎に角電話戴いたことは伝えておきますから」とのこと。

此方の質問に恩師のご長男である事を告白して下さったが、何か歯切れが悪い話しぶりで、恩師の夫も健在だと言ってくれた割には詳しくは話してくれない、昔母親が小学校で教えた生徒だと完全に認めてくれたにしては、警戒心かも知れないが当方の思いは通じない。

急な電話であれこれ質問される方も苦痛かと感じたので、せめて我が恩師の母親に「先生を慕って昔の小学校の教え子である○○○○から是非会いたいのですと電話があった。」ときっと伝えて下さいとのお願いで終えた。
そして後日改めて電話させて戴くことに承諾を願った、どうしても自分の名前を聞いて先生がどんな反応であったか確かめたいからである。

自分のことを忘れる筈がないと言う自負がある、数年前まではずっと年賀状のやり取りもあったからだ、そしてあらためて老恩師の現状を少しでも把握したい気持ちが多分にある。
一体この数年前に何があったのか?!住所は変わらず御長男と一緒と言う割には、まるで消息が掴めない、御主人ともども健在だと聞くに、最初は此処に居ませんとの答えだった?

健在の話を聞いただけで小躍りしたが、それ以上の事は聞けず何だか心配になった。
年老いて気が弱くなっておられたら、是非自分の顔を見せて昔の先生のお蔭を感謝し、元気を出してくれたら好いと思っている。
もし体調でもくずしておられたらそれこそ見舞いしなくてはならない、勝手な教え子の発想だが先生の事をとても今強く思慕している。

ご家庭にはそれなりの事情が有り、所詮他人である自分がしつこくすることは出来ないが、如何にも事情が有る様子を感じさせられると、何か自分に出来る事は無いかとつい思ってしまうのは、今更の事である。

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