2013年10月18日金曜日

吉祥寺のやきとり屋

吉祥寺駅公園口、「K」と言う”やきとり屋”がある。
名前は教えたくないので、どうしてもの方は御自分で探してください、直ぐ分かると思いますが。

井の頭公園隣の「いせや」がポピュラーだが、こちらは常連客が多い昔からのモツ焼専門店。
その筋では有名な所謂オヤジや勤め人が夕方から一杯やる飲み屋だ。

元々評判のやきとり屋で、16時過ぎの開店と共に焼き場を囲む席は満席となる。
後の客は席が空くのを待ちながら、壁際で立ち飲みするのか定番。
オヤジ達は慣れた感じて楽しみ、なかには立ち飲みで終わって帰る者もいる。

混んでも店の人は順番を違えず、席が空くと必ず順番に座らせてくれる。
小鉢のお新香(200円)とモツの串焼(100円)に飲物だけのメニューの店。
典型的な戦後の「やきとりや」のスタイルだ、新鮮なモツを炭火で焼いて提供するだけ。
飲んべいなオヤジ達にはたまらない。

だが、近頃はマニアな若者が増えて、一般的な「いせや」ではなく通人ぶってKに来るようになった。
元来独りか二人で来る店に、グループとか女性同伴で来る。
しかも得たりとばかり並ぶ、それが評判店の証拠と思っている様だ。

店内立ち飲みまでが常連の常識だったが、並んでまでして飲むオヤジは少ない、段々常連のオヤジ達は減りさびしくなった。
店は相変わらずの繁盛だが、オヤジや飲んべえ客は河岸を奪われた様で形見が狭くなった。

食って飲んだらさっさと引き上げて、後に譲れよ!
此処は飲んべえの店、喫茶店じゃあ無い!

思っても何にも言えないオヤジばかり、自分もです。
ただ、自分は古くてもタマの客なので、偉そうなことは言えないのだが。

井の頭の花子に会った後は必ず寄る店で、シロとカシラそれに運が良ければトロ、カシラは塩だ、野菜のネギにシシトウ二本ずつ、お新香は焼きを待つ間の定番。

自分には貴重な店です。
お新香は済み、最初の注文のシロとカシラ、ビールはラガーの大瓶だ

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