下北～池ノ上

夕方になって次女と下北沢で食事、彼女が近頃食べ○○等で紹介されている昔からの中華店を、姉が最近行ってお勧めだからと言うので東通りのその店へ入る、父は若い頃から知っていて、只街の中華屋がラーメンにキムチを乗っけただけで有名になっただけと事前に講釈したのだが、一度は食べてみたいと言うので素直に同席す。

案の定特別な物は何もない、普通の味に娘は失望し姉に怒りを覚えている、笑。
お店は土曜の所為も有るのか若い客で繁盛している、観るところ近所の者には見えないのでネットや情報誌のおかげか下北沢の此の店に寄るのが目的のようだ。
数十年改装もしない店の汚れに似合わずカップルが多いのは何なんだろう、自分だけ不思議に感じる。

妙なカップルの自分ら親子は、娘が残した餃子やチャーハンを同じく残った半ラーメンのスープを啜りながらかたずけようと必死な親父がいる、さすがに硬焼きそばを完食した後なので苦戦する。
無理するなとは言え意地でも残したくないのだ。
「定食屋的中華屋さんで一度に頼み過ぎだ」と不満を言いつつも、平らげてしまったのは親父の底力か。

二人とも食べ過ぎの体で腹ごなしに周辺散歩に出る。
「池ノ上」の方に歩こうとスズナリの横の坂を上がる、近頃ご無沙汰の魔○屋の前を通り過ぎ駅向うのこれも古い茶店で一服、開店が３７年前で一昔前は代沢の街の顔でもあった。

昔から洒落た店であった

自分は定番のブレンド

娘はカプチーノ、もう混ぜてしまってます

ゆったりとした時間を二人で過ごし、会話が弾んだところで再度散歩へ戻る。
ネット仲間の”もつくんブログ”で紹介されていた定食屋「壺庵」を確認して下北の街へ下りて行く、一番街から成徳学園前を通って駅前迄、随分大きく周囲を回ったものだ、娘と一緒が歩みを楽にした。

下北沢は今演劇祭、事前に撮った駅前画像の垂れ幕

午後４時頃娘を待つ間にパチリ、若者が多い

駅は小田急の地下化で現在大規模工事中

食事は今一つでしたが、娘との思わぬ散歩は楽しい時を過ごす事が出来て大満足の日になりました。

これもご先祖様のおかげだと言ったら笑われるか、笑。