昨日の気温が20数度だったので今日は豪い寒く感じる。
気温差が10度以上あるのだから当然で、朝から肌寒く暖房が必要になった。
曇り空に小雨が降ったり止んだりで、一日中部屋は薄暗く寒々とする。
今日から弥生の三月だが、心地良い言葉通りの天気にはならなかった。
それでも三月と謂うと何となく仄々とした気分になる、春を感じさせるに十分な月だからで、卒業転勤進学が有り季節も変わる時期、雛祭りに啓蟄そして春分の日が過ぎる頃には桜便りが聞けるようになる
自分が終生住むことになった此の地へ、地方から出て来たのも三月であった、この齢になっても春の陽光が差してくるとソワソワするのは、未だに腰が落ち着いてないと言うことかも知れない。
当時、続いての親の転勤引っ越しが決まっていたので、生まれ故郷に二度と帰る事は無いと言う覚悟の出発だった。
そして幾年月が過ぎた事か、三月を迎えてしみじみとして昔に思いを馳せる。
時に調子に乗って、相変わらずそそっかしい自分だが、やっと落ち着いてきた今の生活を大事にして今後を過ごして往きたいものだ。
雪解けの 福寿草あり 石の傍
散歩する 春を感じる あてもなく
ー此処から三日前の句ー
陽光も 惰眠貪る 春になり
大陸の 春風ならぬ マスクする
春霞 PM2.5と 知らされて
舞うものは 遠く地上に 春霞
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